
土曜日と日曜日の2日間、新潟県阿賀野市の笹神というところに稲刈りに行ってきた。これはパルシステムが農協と共同で主催しているツアーで、既に何年か続けてやっているようだ。我が家では今年が初めての参加だったが、5月の田植え、6月の草取り、そして今回の稲刈りと、3回続けて参加して一通りの作業を(それぞれ一回ずつだけだが)こなしてきた。金曜日にかなりの雨が降ったようで、あいにく田んぼはドロドロで稲も倒れてしまっている。このため、田植えと草取りをした田んぼではなく条件がよい別のところで稲刈りをすることになり、ちょっと残念。稲刈りは、倒れている稲を起こして根元を鎌でザクッと切る、けっこう腰に負担がかかる作業。他の参加者と一緒に一時間程度がんばり、田んぼ一面をなんとか刈り取ることができた。夜は生産者の方々を交えての交流会。お酒を飲みつつ、いろいろとおもしろい話を聞くことができた。しかし、新潟の皆さんは酒が強い! おつきあいしきれません...。
2日目はオプション体験として生き物調査。田んぼや池のまわりにどんな生き物がいるかを観察して記録する。蛙やざりがに、とんぼやこおろぎなど、たくさんの生き物を見つけることができたよ。画像はそのときにみつけた、ネコじゃらし(この草、ホントはなんていうんだろ?)の穂先に巣を作っている(んだよね、きっと?)蜘蛛。繭のような糸を透かして中の蜘蛛が見えている。そのあと、お昼ご飯を食べてお別れ会があって帰路についた...のだが、今朝、新幹線は信号機故障があったようで午前中は運転見合わせ、午後は運転再開したもののダイヤは大幅に乱れていて、けっきょく東京駅には一時間半遅れで到着、20時過ぎに家に帰ってきた。ああ疲れた。ただ、食の安全が脅かされる出来事が多い昨今、ふだんパルシステムから食料品を購入することが多い我が家としても、生産者の顔が見る機会があるというのは安心感につながるし、生産者の皆さんにもきっと良い影響があるんじゃないかと期待できるし、なかなか貴重な経験ができたよ。まあなんといっても、子どもも含めて家族みんな楽しめい思いができた、それが一番だけどね。
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